ある事情で電力メーターが必要になりました。市販のものでは少々使い勝手が悪いこともあり、IoT機器として自作することにしました。これまでは完成した結果だけ記事にしてきましたが、今回は、過程を記事にしてみたいと思います。
市販の電力メーター
今回、電力会社のスマートメーター機能は使えないので、配電盤に繋ぐタイプのOregon 電力計 無線 節電アドバイザー ecoco EMS100J と同等のものをIoT機器として作成したいと思います。
この機種は、スタンドアローン機器としては、とてもよくできています。ただ、計測値の活用には、不向きなため、開発する意義はあると考えました。
DIY電力メーターの調査
インターネットで検索すると、自作の電力メーターの制作記事がいくつもヒットします。これらを参考に仕様を決めていきます。開発の成否は、ほぼ、この事前調査で決まります。
今回、この調査にかなり時間がかりました。一番の原因は、私の電力計測に対する知識不足です。いろいろな事例を比較しても、どうも腑に落ちない点が多くて悩みました。最終的にわかったことは、下記のようなのような事例が散見されたことです。
間違った使い方をしている
おかしな使い方をしている
ほんとうに動作したのか怪しい回路
たいていは、そのようにした理由が書かれていない 要するに結果だけ
こういった事例から、使えそうな要素を集め、テストしながら回路を決めていきました。
次回は、回路図ができるまでを記事にしたいと思います。
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