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Raspberry Pi向け電源&スマートプラグを作成しました

前回の電力デマンドのリアルタイム表示は、ダッシュボードの画面内容を切り替えて表示させるつもりだったのですが、最後の最後で壁にぶち当たりました。


あまりにも遅いRaspberry Pi Zero WH

Zaroが遅いのはわかっていましたが、まさか、画面切り替えに30~40秒もかかるとは思ってもいませんでした。パソコンだと瞬時ですし、Pi4でも1秒くらいです。さすがに、これだけの時間、画面が真っ黒な状態がつづくと、サイネージとしては使えません。


画面切り替えは、早々にあきらめ、1画面に集約し画面切り替えなしで、なんとかデマンド情報を表示するようにしました。


電源&スマートプラグを分離ユニットへ

そこで、今後はプロセッサモジュールをPi4に変更していくことにしました。Zero2への換装も試すつもりですが、なんせ、ほぼ全種類のRaspberry Piが、入手不可(2023年4月時点の正規代理店経由)と言う状況なので、どうにもなりません。


供給状況を考え、Raspberry Piのプロセッサ部分と、電源&スマートプラグの2つのユニットに分離することにしました。

やっかいなのは、Raspberry Pi4だと、最低でも5v・3Aが必要な電気食いです。運用状況によって実際はそこまで、必要ありませんが、今回はこの要求容量に合わせて、電源モジュールを選定しました。今後はもっと高速なRaspberry Piが発売されるでしょうが、正直、これくらいを上限にしてほしいものです。


これでプロセッサ(Raspberry Pi)の種類にかかわらず、サイネージ・コントローラーの開発ができるようになりました。

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