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コネクタケーブルの話(基礎編)

更新日:2022年10月6日

最近の制御盤製作では、多くのコネクタケーブルを使います。これから何回かに分けて、コネクタケーブルの話を書きたいと思います。


コネクタケーブルとは


コネクタケーブルは、ケーブルの線端にコネクタをつけたものです。コネクタは、電線と機器との接続を容易にするための部品です。身近な例では、スマホの充電ケーブルにもUSBコネクタがついています。コネクタのおかげで、ケーブルを簡単に接続や切断ができます。


コネクタケーブルは、ケーブルの線端にコネクタをつけたものです。コネクタは、電線と機器との接DRAFTJS_BLOCK_KEY:9ho0j続を容易にするための部品です。身近な例では、スマホの充電ケーブルにもUSBコネクタがついています。コネクタのおかげで、ケーブルを簡単に接続や切断ができます。


コネクタとケーブルの種類

コネクタやケーブルの種類は膨大にあります。したがって組み合わせも膨大になります。ただし、コネクタには、かならず決まった相手コネクタがあります。機器側についているコネクタに適合した、コネクタを選択しなければ接続できません。


また、コネクタには接続できるケーブルの仕様は決まっています。適切なケーブルを選択しなければ、製作ができません。


コネクタはどうやって選定するの?

機器側のコネクタに接続する場合は、自動的に適合する相手コネクタが決まります。それ以外の場合は、まず電気仕様によってケーブルの選定を決め、次にコネクタの選定を行います。


電気仕様以外にも、コネクタケーブルが使われる環境も考慮して選定する必要があり、そう単純な話ではありません。


コネクタは、何本の電線を接続するかという極数があります。極数が多いほど高額になります。同じ極数でも、材質、耐環境、抜き差し回数で、数円~数万円くらいの幅があります。


最近、制御盤でコネクタが増えているのはなぜ?

装置が複雑になり、信号線が増えているためです。昔は、信号線が少なかったので、1本1本(ケーブルではなく)単線を手配線していましたが、最近では、機器側がコネクタになっているため、ケーブルを作らざるを得なくなっています。


最近の制御盤メーカーは、オリジナルケーブル加工メーカーと言っても良い状況になっています。


コネクタケーブルなら買ってくれば済むのでは?

制御盤に使われる機器部品は、同じメーカーのものとは限りません。パソコン内部に使われているような規格もありません。だから、機器構成にあわせてケーブル作成は必須なのです。

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