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PC(ポリカーボネート)で造形し直しました

更新日:2022年10月7日

3Dプリンターで作った工具

最近受注したケーブル加工で、1/4インチナット締め付けが必要になりました。インチ規格のナットドライバーは所有していなかったのと、ナットドライバーだと干渉してしまう形状だったため、3Dプリンタ―で工具がつくれないか試してみました。


樹脂製の工具

樹脂製の工具なんてナンセンスかというと、電気関係だと、そうとも言い切れません。部品の中には、樹脂製の簡易工具が付いてくるものもあるからです。さすがに耐久性はありませんが、対応工具が高価な場合、まったく無いよりは、はるかにマシなのです。


ダメ元で、まずPLAで作成してみました。試した結果、割と使えることが判明しました。さすがに20個ほど締め付けると、形状が崩れて使えなくなってしまいましたが、消耗品と考えれば、使い勝手やコスト面でも、十分、利用価値のあるものでした。


PCが使えるようになっていた

当社にある3Dプリンタ―は、Adventurer3というパーソナルユースの機種のため、対応しているフィラメント素材は多くありません。なんとか使えそうな別な素材がないかと探してみると、ヘッドの交換をすれば、PC(ポリカーボネート)が使えるようになっていたことが判明しました。


ビルド定着に手こずるもの完成

事前にYoutube動画で情報収集はしていましたが、やってみると、反りが激しくてビルドに定着せず困りました。当社では、ガラスプラットフォームに3Mのビルドシートを貼って使っており、PLAだと定着しすぎて困るくらいだったので意外な結果でした。


試行錯誤の結果、ブリムで拡大すれば、剥がれてこないことわかり、ようやく造形ができました。試した結果は、PLAは弾力性により変形してしまい、PCは弱い部分が割れてしまう印象でした。どちかというと、PCの方が治具工具には向いていることが分かりました。

PCのもう一つの特徴が熱に強いことです。下記はセンサーカバーですが、設置場所の問題で熱変形してしまいました。PLAは50度くらいで熱変形してしまいます。PCの熱変形は130度くらいありますので、今度は耐えられると思います。



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