
IoT装置開発では、ユニバーサル基板でプロトタイプを作成しますが、面倒なのが配線作業です
。いままでは市販の治具を使ってきましたが、どうもしっくりいかないので、自作することにしました。


ユニバーサル基板はカットして使うことも多く、サイズが一定ではありません。固定穴もいつも四隅にあるとは限りません。また、縁ギリギリに部品を配置することも多く、いつもクランプ部分に苦労していました。
今回、作成したものは、基板の厚みに合わせて、側面から挟む治具と、それを固定する治具の2つに分かれます。挟み治具は、基板の左右から挟みネジで固定します。サイズC以下用と、サイズD以下用の2つ作成しました。
固定治具は、溝床(ラボジャッキ+溝床構造)にとりつけます。使うときはこの固定治具に挟み治具ごと乗せるだけです。

特徴
基板左右で1mmほどスペースがあれば固定できる。
基板サイズが変わっても、ネジで調整ができる
固定治具に乗せて(嵌めて)あるだけなので、簡単に外せる 頻繁に裏返して部品の確認をするので、簡単に反転させられないと不便です
構造上、上方向以外は力をかけても固定される。 これまでの市販治具は、力をかけると簡単に基板がずれてしまう。
ラボジャッキごと回転させることで、基板を配線しやすい向きにすることができる これまでの市販治具は、これがやりにくいか面倒。
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